温室効果ガス“環境省も汗を”小泉環境相
アメリカが主催する気候変動サミットに出席した菅首相は、これまでの日本の温室効果ガスの削減目標を大幅に引き上げた新たな削減目標を世界に向けアピールしました。削減目標は大幅に引き上げられましたが、それをどう実現するのか。具体的な削減策はこれからで今後の課題となります。
小泉環境大臣「総理の表明が日本にとっていかに意欲の高い目標であるか、容易な目標ではありませんがそれに向けて環境省自身も汗をかいて実現に向けてしっかりととりくんでいく事を国際社会にも伝えていきたいと思います」
2030年度の温室効果ガスの排出削減目標が2013年度比でこれまでの26パーセント削減から46パーセント削減へと大幅に引き上げられた事について、小泉環境大臣はこのように述べ、日本の姿勢を世界に示す事が重要だとの考えを繰り返しました。
一方で環境省や経産省によると再生可能エネルギーをどこまで増やしその場合、原発をどうするのかなど排出削減のための具体的な政策はこれから検討する事となり、目標実現までの現実的な削減策をどうするのか今後の課題となります。