衆議院議員の秋元司被告らの裁判に証人買収の罪で有罪が確定した秋元被告の知人男性が出廷し、証人の証言を覆すために「現金をぶつけたい」と秋元被告から頼まれたと証言しました。

２３日の裁判には、贈賄側の中国企業元顧問にウソの証言を依頼し、現金５００万円を渡そうとするなどした証人買収の罪で有罪判決が確定した秋元被告の知人男性が証人として出廷しました。

知人男性は去年６月に秋元被告と会った際に、裁判で元顧問の証言内容を覆すために「現金をぶつけたい。１０００万円を貸してくれないか」と秋元被告から頼まれたと証言しました。

また、話を持ちかけてきたときの秋元被告について「切羽詰まったような様子だったと思います」と話しました。