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IR汚職事件 秋元被告、初公判で無罪主張

2021年3月29日 15:13
IR汚職事件 秋元被告、初公判で無罪主張

カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄と証人買収の罪で起訴された衆議院議員の秋元司被告らの初公判が29日、東京地裁で始まり、秋元被告は無罪を主張しました。

秋元被告は、白髪で以前より痩せており、逮捕前に取材した時とは別人のような雰囲気に感じました。秋元被告は起訴内容について無罪を主張し、検察側と対決することになりました。

衆議院議員の秋元司被告は、中国企業側から760万円相当の賄賂を受け取った収賄の罪や、裁判でウソの証言をするよう依頼し、現金を渡そうとするなどした証人買収の罪に問われています。

29日の公判で秋元被告は、「私を支援してくれた方々に罪をおわせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した後に、「起訴された全ての事実について無罪でございます」と全面的に無罪を主張しました。

検察側は冒頭陳述で、中国企業側から秋元被告が「IR担当副大臣として職務権限を有していた」「議員会館の応接室で、中国企業側から現金300万を受け取った」と指摘。秋元被告と検察側の主張が全面的に対決しています。

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