カジノを含むＩＲ・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄と証人買収の罪で起訴された衆議院議員の秋元司被告の初公判が今月２９日に開かれることが決まりました。

衆議院議員の秋元司被告は中国企業の元顧問から７６０万円相当のワイロを受け取った収賄の罪や贈賄側の元顧問に裁判でウソの証言をするよう依頼し現金を渡そうとするなどした罪に問われています。

これまで公判前整理手続きが行われてきましたが、東京地裁は４日、秋元被告の初公判を今月２９日の午後１時半に指定しました。関係者によりますと秋元被告は無罪を主張する方針だということです。

裁判では秋元被告と中国企業の本社を視察した白須賀貴樹議員ら１０人を超える証人が調整されているということです。

また、共犯として収賄の罪に問われている元政策秘書の豊嶋晃弘被告の裁判も合わせて行われます。