“一斉消灯”渋谷に変化は…「変わらない」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が出て初めての平日の夜です。“一斉消灯”された渋谷の様子はどうだったのか、佐藤キャスターが渋谷駅前から中継で伝えます。
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3度目の緊急事態宣言が出てから初めての平日の夜となりますが、いつも明るい駅前も、大きなモニターなどが消えてかなり暗くなっています。
また、大型モニターから流れている音もないため、とても静かで、行き交う人の足音が響きます。
ただ、電気が消えているのは駅前周辺だけで、スクランブル交差点を渡った先にあるセンター街や道玄坂は、まだ電気がついています。営業している店も10軒以上見られました。
現在は午後11時も過ぎて、人通りは少なくなってきていますが、午後8時に消灯した時には、駅前がうまるくらいには人がいました。
2週間前、“まん延防止”措置が始まった日にも渋谷に取材に来ましたが、その時に比べると人出は多少減っているようにも感じました。
ただ、街の人に話を聞いてみると、「これから飲みに行きます」という声もぽつぽつ聞かれ、「暗くしただけでは何も変わらない」との声もありました。