【天気】急変に注意 落雷や突風のおそれも
【全国きょう30日(金)の天気】
全国的にまとまった雨(大雨)をもたらした低気圧が、さらに発達しながら北海道の東部付近を北上しています。このため、30日は北海道で雨や風が強まっており、大雨や荒天となっている所があります。引き続き、河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害などに注意、警戒が必要です。
また、北海道の内陸では山沿いを中心に雪に変わっており、標高の高い峠などでは多くの積雪が生じているようです。気象庁の設置しているアメダスでも昼過ぎから積雪を観測し始めました。積雪や路面の凍結による交通障害などに注意が必要です。
一方、西からは新たな上空の寒気が流れ込んできているため、不安定な天気となり、所々で、にわか雨や雷雨となっています。
●午後4時の積雪
白滝 3センチ
遠軽 2センチ
佐呂間 2センチ
●最高気温 午後3時まで()内は前日差と季節感
札幌 11.1℃(-7、4月中旬)
青森 12.7℃(-2、4月中旬)
仙台 20.3℃(+5、5月下旬)
新潟 15.9℃(+1、4月中旬)
東京都心 24.0℃(+5、5月下旬)
名古屋 24.1℃(+6、5月中旬)
大阪 23.6℃(+7、平年並み)
広島 24.4℃(+8、5月中旬)
高知 21.9℃(+5、平年並み)
福岡 23.4℃(+2、平年並み)
【関東の天気】
未明までは低気圧の影響で雨脚が強く、強い南風も吹き荒れたため、横殴りの雨となった所がありました。ただ、その後は天気が急速に回復し、日中も晴れて、気温が上昇しました。内陸を中心に多くの所で25℃以上の夏日となりました。洗濯日和となりましたが、上空の寒気の影響で、北部を中心に雨雲がわいています。30日夜にかけて、北部山沿いを中心に、にわか雨や雷雨に注意が必要です。
●最高気温 *午後3時まで()内は前日差と季節感
東京都心 24.0℃(+5、5月下旬)
横浜 24.4℃(+6、6月上旬)
千葉 24.2℃(+5、6月上旬)
熊谷 25.5℃(+7、5月下旬)
前橋 25.3℃(+9、5月下旬)
宇都宮 25.3℃(+8、6月中旬)
水戸 23.7℃(+6、6月中旬)
【全国あす・5月1日(土)の天気】
●ポイント 上空寒気で広く不安定、天気急変に注意、落雷や突風のおそれも
北海道に大雨や雪、暴風などをもたらしている低気圧はオホーツク海へ抜けるため、北海道の天気は回復に向かうでしょう。ところが、次の低気圧が西日本を東進する見込みです。
また上空には寒気が流れ込む影響もあり、広い範囲で不安定な天気となりそうです。本州付近は雨の降る所が多くなり、落雷や突風などにも注意が必要です。晴れている所でも天気の急変にご注意下さい。
●予想最低気温()内は前日差と季節感
札幌 6℃(-1、平年並み)
青森 6℃(-2、4月下旬)
仙台 11℃(-1、5月中旬)
新潟 12℃(+1、5月中旬)
東京都心 13℃(±0、平年並み)
名古屋 12℃(±0、4月下旬)
大阪 14℃(±0、平年並み)
広島 13℃(±0、平年並み)
高知 11℃(+1、4月中旬)
福岡 14℃(-1、平年並み)
●予想最高気温()内は前日差と季節感
札幌 10℃(-1、4月上旬)
青森 16℃(+3、4月下旬)
仙台 18℃(-2、平年並み)
新潟 18℃(+2、4月下旬)
東京都心 24℃(±0、5月下旬)
名古屋 21℃(-3、4月下旬)
大阪 24℃(±0、5月中旬)
広島 21℃(-4、4月下旬)
高知 23℃(±0、平年並み)
福岡 23℃(±0、平年並み)
【関東あす1日(土)の天気】
●ポイント 夕方以降に雨雲進入 雷雲の発生に注意
上空の寒気や西から近づく低気圧の影響で、不安定な天気となりそうです。午前中を中心に晴れ間の出る所もありそうですが、夕方以降は西からの雨雲が流れ込み、山沿いや内陸を中心に雨となるでしょう。雷雲が発生するおそれもあり、落雷や突風などに注意が必要です。都心など南部の平野部でも夕方以降は、雨が降り出す可能性があります。
●予想最低気温()内は前日差と季節感
東京都心 13℃(±0、平年並み)
横浜 14℃(-1、平年並み)
千葉 15℃(-1、5月中旬)
熊谷 11℃(-4、4月下旬)
前橋 11℃(-1、平年並み)
宇都宮 10℃(-3、平年並み)
水戸 10℃(-5、平年並み)
●予想最高気温()内は前日差と季節感
東京都心 24℃(±0、5月下旬)
横浜 24℃(±0、5月下旬)
千葉 23℃(-1、5月下旬)
熊谷 24℃(-1、5月中旬)
前橋 21℃(-5、4月下旬)
宇都宮 22℃(-3、5月中旬)
水戸 22℃(-2、5月下旬)
【GWは寒気のいたずらに要注意】
2日(日)を中心に、3日(月)頃までは上空に流れ込む強い寒気の影響で、大気の状態が不安定となりやすく、あちらこちらで雷雲が発生し、雷雨となるおそれがあります。場合によっては竜巻などの激しい突風が吹くおそれもあります。また今の時期は、ひょうの季節ともいえ、あちらこちらでひょうが降ることも考えられます。
GWは空模様の変化、天気の急変に十分な注意が必要です。なお寒気の抜ける4日(火)は、比較的安定した晴天が期待できそうですが、5日(水)こどもの日になると、再び西から天気は下り坂に向かう見込みです。今年のGWはなかなか天気が安定しません。