乗客がコロナ感染「飛鳥2」きょう横浜港へ
乗客1人の新型コロナウイルス感染が確認されたクルーズ船「飛鳥2」はまもなく横浜港に戻ります。横浜港から中継です。長谷川さん。
クルーズ船「飛鳥2」は午前11時頃、横浜ベイブリッジの下に姿を現し、この後11時45分頃に大桟橋客船ターミナルに到着する予定です。乗客は全員、下船まで自室で待機しているため、デッキなどには乗客の姿は見られませんでした。
先月29日、横浜港を出港し青森に向かっていたクルーズ船「飛鳥2」は、60代男性の乗客1人の新型コロナウイルスへの感染が先月30日に確認されクルーズを中止して、横浜港に戻ってきました。男性は、乗船1週間ほど前に受けたPCR検査では陰性でしたが、乗船直前に行ったPCR検査で陽性と判明しました。乗船後の先月29日午後、喉の違和感などの症状があったということです。
男性の濃厚接触者は、同じ部屋の家族1人のみで、検査の結果、陰性でした。クルーズ船運航会社の社長は、取材に応じ、「クルーズを中止することになり、大変にご心配ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
「飛鳥2」は乗客302人、乗員425人を乗せていて、1日午後には乗客全員が下船する予定です。