きのうの人出“宣言”外の行楽地で大幅増加
ゴールデンウイーク4日目の2日、行楽地の人出は、緊急事態宣言の対象となっていない地域では、多くの場所で1週間前と比べて大幅に増加したことがわかりました。
2日、全国では、日曜日としては過去2番目に多い新型コロナウイルスの感染者が確認されましたが、3度目の緊急事態宣言が出されている東京・渋谷では、3日、外出自粛の意識が薄れているといった声が聞かれました。
「去年の方がもっと自粛してた感じ」「(緊急事態宣言が)どういうのが達成すれば解除されるのか明らかじゃなかったので、(人出は)あまり変わらないんじゃないかと」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、2日午後3時台の人出は、3度目の緊急事態宣言初日だった1週間前(4月25日)と比べて、宣言の対象地域では、京都・嵐山エリアでマイナス16.2%となるなど、多くの場所で減少していましたが、宣言の対象外の地域の行楽地では、群馬県の伊香保温泉周辺でプラス150.3%など、大幅に増加したところも多くみられました。