運航中止クルーズ船「にっぽん丸」横浜帰港
クルーズ船「飛鳥II」で、乗客の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、横浜市から運航中止を要請されたクルーズ船「にっぽん丸」が横浜港に帰港しました。
日本一周クルーズを中断した「にっぽん丸」は、午後0時半過ぎに横浜港の大さん橋に着岸し、乗客らの下船が始まりました。下船した乗客らは、シャトルバスで桜木町駅に向かった後、各自帰宅するということです。
運航会社によりますと、「にっぽん丸」は乗客・乗員およそ480人で4月29日に横浜港を出港し、5月1日、大分県の佐伯港で停泊していたところ、前日に飛鳥IIで感染が確認され、横浜市から運航中止の要請を受けたということです。
「にっぽん丸」では、出港後のPCR検査でも陽性者は確認されていないということです。運航会社は中止決定後の日程分については払い戻すとしています。