きのうの人出 全国の行楽地で“大幅増加”
ゴールデンウイーク最終日となりましたが、各交通機関ともに、いまのところ目立った混雑はみられていません。一方、全国の行楽地の4日の人出は、去年よりも大幅に増加していました。
5日午前9時すぎのJR東京駅です。新幹線のUターン客は、5日がピークということですが、例年と比べて人の姿はまばらです。
静岡に帰省していた人「全然指定席とらなくても乗れちゃうので人は少ない。普段だと(新幹線の)中で食べたりとかするんですけど、(今回は)もの食べたりとか飲んだりはしないようにした」
JR各社によりますと、新幹線の自由席の乗車率は、最大でも30%だということです。
また、日本道路交通情報センターによりますと、これまでに目立った渋滞は発生していません。
一方、携帯電話の位置情報の解析によりますと、4日午後3時台の関東の行楽地などの人出は、1回目の緊急事態宣言下だった1年前と比べると、群馬県の伊香保温泉周辺でおよそ4.7倍にあたるプラス370.0%、神奈川県の江の島ではおよそ3.8倍にあたるプラス280.7%など、各地で大幅に増加しました。
また、全国的にも、静岡県の熱海温泉でプラス148.2%、大阪駅ではプラス192.6%、沖縄県の那覇空港駅でプラス317.7%などとなっています。