高止まり…大阪“宣言”延長要請で最終調整
大阪府は新型コロナウイルス感染者数の高止まりが続いている状況を受け、緊急事態宣言の延長を政府に要請する方向で最終調整に入りました。
大阪府では、今月1日に過去最多の1262人の感染が確認されるなど、緊急事態宣言以降も感染者数の高止まりが続いています。
吉村知事は4日、医療提供体制も極めてひっ迫しているとして、今月11日を期限としている緊急事態宣言について、「今の宣言の内容を緩めたり解除したりするのは難しい」と述べました。
大阪府の幹部によりますと、府は、宣言の延長を政府に求める方向で最終調整に入っていて、「5月末まで」とする意見が出ているということです。府は6日か7日、対策本部会議を開き、正式に決定する方針です。
一方、兵庫県の井戸知事も3日、緊急事態宣言について「新規感染者数が大幅に減らないと打ち切りにはなりにくい」として、延長の可能性に言及しています。