相談相次ぐ 接種予約“代行”かたる詐欺
注意が必要なワクチンの予約代行。消費者庁によりますと、ワクチン接種に関する相談のうち、詐欺が疑われるケースが95件報告されているのです。
国民生活センター 相談情報部・五味ひなつさん「その時々に応じて言ってくる文句が違う」
ことし2月は「お金を払えば接種できます」、3月4月は「優先接種ができます」、そして今月は「予約代行」というキーワードを使うケースが多いといいます。
たとえば、こんな事例です。インターホンを受けた40代の男性が、玄関を開けるとそこには知らない男が。
「市役所から来ました」「新型コロナワクチン接種の予約がなかなかとれないので、予約の代行をします」と訪ねてきました。
おかしいと思った男性は男に部署名などを尋ねたところ、話をごまかして帰っていったということです。
五味ひなつさん「ワクチンに関連づけて金銭を求められたり、個人情報を聞かれたりしても、絶対に応じないというところが一番皆さんに気をつけていただきたい」