“走行中トイレ”JR東海社長が大臣に謝罪
東海道新幹線の運転士が、走行中にトイレに行くため運転室を離れていた問題で、JR東海の社長は21日、赤羽国土交通大臣に報告し、謝罪しました。
21日午後、東京・霞が関の国交省を訪れたJR東海の金子慎社長は、今月16日、ひかり633号の男性運転士が腹痛を感じ、客室のトイレで用を足すため、時速150キロで走行中におよそ3分間運転室を離れていた問題について赤羽大臣に報告し、「あってはならないことで申し訳なく思っています」と謝罪しました。
これに対し、赤羽大臣は「新幹線の運転士は憧れの職業。世界で1番安全な高速鉄道ということで、安全神話に陥らない取り組みをしっかりやってもらいたい」と述べました。
大臣への報告後、金子社長は取材に対し、「なお一層、信頼がいただけるように安全について取り組んでいく」と話しています。