東海道新幹線の運転士 走行中運転室離れる
JR東海・近藤雅文運輸営業部長「乗務員としてあってはならない行為であり、極めて不適切でおわび申し上げます。申し訳ございませんでした」
JR東海によりますと、今月16日、東京駅を午前7時33分に出発した「ひかり633号」で、男性運転士が走行中に腹痛を感じたため同乗していた車掌を運転室に呼び、熱海駅を通過後に客室のトイレで用を足すためおよそ3分間運転室を離れたということです。
離れた際の走行速度は時速およそ150キロで、車掌に運転士の資格はありませんでした。これにより三島駅の通過がおよそ1分遅れたということです。
通常、体調不良などの際は指令に報告をして指示をあおぐことになっていて、JR東海は再発防止に努めるとしています。