24年ぶり“スーパームーン”の皆既月食
スーパームーンと呼ばれる大きな満月での皆既月食、珍しい天体ショーが26日に24年ぶりに見られました。
地球の影に満月が隠れる皆既月食が26日夜、国内で3年ぶりに観測されました。梅雨前線の影響で、北日本や沖縄地方を除いては、曇りや雨の所が多く、あいにくの天気となりましたが、普段よりも大きな満月が欠ける様子や地球に隠れる神秘的な天体ショーが見られました。
一方、東京都心の空は夕方から雲に覆われてしまいましたが、わずかでも月を見ようと多くの子どもたちが空を見上げていました。
「うっすらだけど、さっきよりは見えたから良かったです。次はまた月が赤いところをあきらめずに見たいです」
国立天文台によりますと、国内で皆既月食が見られるのは来年11月、スーパームーンの皆既月食は12年後の2033年だということです。