五輪「6か国」ワクチン接種誓約~橋本会長
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本会長は、新型コロナウイルスで水際対策が強化されたインドなど6か国の選手団はワクチンを接種して来日する誓約をしたことを明かしました。
政府は、感染力が強いとされるインドで蔓延する変異株に対応するためインド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ、モルディブ、スリランカの6か国からの入国者に対し水際対策を強化しています。
橋本会長は、この6か国の選手団全員がワクチンを接種して来日する誓約をしたとIOC(=国際オリンピック委員会)が公表したことを明かし、「日本国民にとって安全で安心な大会とするために力強いコミットメントを示していただいた」と歓迎しました。
また、橋本会長は国内観客の上限について来月上旬にも決定したい考えを示していましたが、東京などで緊急事態宣言が延長されることを受け「宣言が明けた後に政府が基準を示されると思う。その方針に準ずることにしているので、適切なときに判断したい」と宣言が明けてから決める可能性を示唆しました。