発見までの一部始終全部見せます。都心の公園、池の水全部抜いたら……ヌシが現れた!
今月4日、東京・港区の有栖川宮記念公園で水質浄化のために池の水が抜かれました。その際行われた生態調査で、驚きの巨大生物が見つかりました。実に人間の子供ほどにもなる体長と重さの巨大な生物。果たしてその正体は……?
東京・港区にある有栖川宮記念公園。江戸時代は南部藩の下屋敷でしたが、明治29年に有栖川宮家の御用地となり、その後、公園として一般開放されました。4日、この公園にある池で環境改善のための水抜きが行われ、あわせて、一体どのような生き物が生息しているのか本格的な生態調査が行われました。
朝、ボランティアが徐々に集まり始めた時でした。これから始まる調査の準備をしていた男性が、ふと、巨大な黒いうねりを見つけます。
男性が持つ網に収まりきらないほどのサイズ。大きなコイか? 困惑する男性を見かねて、撮影していた日本テレビのカメラマンが、魚を入れる「トロ箱」を池に投げ込みます。そのトロ箱に、男性は巨大な何かを入れました。
立派なひげに、大きな口。これはコイではなく、巨大なナマズです!トロ箱から尻尾が出てしまうほどの大きさでした。
作業員
「すみません、先生呼んでもらってもいいですか?」「逃げる逃げる逃げる逃げる!!!」
巨大ナマズはトロ箱をひっくり返して出てしまいます。体長130cmほど、小学生くらいの子どもの大きさです。作業していた男性いわく、「子どもみたいな重さでした」。
「1人では無理じゃないの? 」とボランティアから助っ人が投入されましたが、巨大ナマズの重さもさることながら、ぬめりと足場の悪さで捕獲作業は難航しました。
それにしてもこの巨大ナマズ、いつからここに棲んでいたのか。種類もまだ分かっておらず、港区では引き取り先などを探しているということです。
【相談先】
港区・環境課緑化推進担当
03-3578-2331