石垣市独自の“宣言”あすから自宅待機要請
沖縄県の離島・石垣島にある石垣市は、市内での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことから、市独自の非常事態宣言を出し、住民に6月1日から、15日間の自宅待機を要請しました。
石垣市の中山市長は、31日に会見し、市内の感染拡大と医療のひっ迫が深刻だとして、全市民に対し、6月1日から6月15日までの自宅待機を要請しました。
市内の小中学校や幼稚園は、6月2日から6月13日まで、臨時に休校・休園するほか、市内に4校ある県立高校についても、同様の対応を求めています。
石垣市では31日、新たに25人の感染者が確認され、人口比で見た新規感染者数が、全国最多の沖縄県の中でも、最も感染が拡大している地域となっています。市内で唯一の県立病院のコロナ病床も、すでに40人が入院していて、満床が迫っています。