大阪府は、新型コロナウイルスの感染が急拡大し、医療体制がひっ迫しているとして、７日午後、会議を開き独自の「医療非常事態宣言」を出すことを決めます。

大阪府では６日、過去最多となる７１９人の感染者が確認されました。重症者の病床使用率は６６．５％と、直近１０日間で２倍以上に急上昇し、医療体制がひっ迫しています。

大阪府は７日午後、対策本部会議を開き、独自基準「大阪モデル」で最も深刻な事態を表す「赤信号」を点灯させ、「医療非常事態宣言」を出す方針です。

通天閣観光・高井隆光社長「通天閣を赤くライトアップしてほしいと（大阪府から）要請があったので、府民の自制を促して、不要不急の外出を控えるきっかけになればと（今夜）赤くライトアップする」

医療非常事態の宣言は、去年１２月に続き、２度目で、大阪府は公立病院などに新たな病床の確保を求める方針です。