生活保護 昨年度の申請件数11年ぶり増加
2020年度の生活保護の申請件数は、前年度より2.3パーセント増加し22万8000件あまりとなり、リーマンショック後の2009年度以来の増加となりました。
厚生労働省によりますと、昨年度の生活保護の申請件数の速報値は22万8081件でした。前年度より2.3パーセント増加していてリーマンショック後の2009年度以来、11年ぶりの増加となっています。
また、今年3月の申請件数は2万2839件で、前年の3月と比べると8.6パーセントの増加となっています。申請件数は去年9月から7か月連続で、前年の同じ月より増加しています。
厚生労働省は、「新型コロナウイルスと緊急事態宣言の発出で雇用状況の厳しさが続いたことが増加の要因と考える」としています。