2回接種の99.9%が抗体増 千葉大病院
千葉大学病院は職員らおよそ1800人を対象に新型コロナワクチン接種を行った結果、「2回接種したほぼ全員に抗体の量が増え、ワクチンの有効性が確認された」と発表しました。
千葉大学病院は今年2月に「コロナワクチンセンター」を設置し、ワクチンの有効性などを研究するため接種を受けた病院職員に血液検査などを行いました。
その結果、ファイザー社製のワクチンを2回接種した職員1774人のうち、99.9パーセントの人で血液中の抗体の量が上昇し、ワクチンの有効性が確認されたと発表しました。
副反応については1回目の接種後に37.5度以上の発熱をした人はほとんどいませんでしたが、2回目の接種後にはおよそ1割の人に症状がみられたほか、2回目の接種をした人のおよそ半数に疲労感や筋肉痛、頭痛がみられたということです。