あと50日 公式グッズ江戸扇子の職人取材
開催まで50日となった東京オリンピック。公式グッズを作る職人の今を取材しました。
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型にそって、手際よく折り目をつけられる扇形の紙。作っていたのは、「江戸扇子」です。表には、東京オリンピックのエンブレムが描かれた公式グッズ。日本の伝統工芸の魅力を世界に発信するために、去年から販売されています。
江戸扇子工房まつ井・松井宏さん(74)「ここにきてあと50日ですから、これ(五輪)に参加できるのは大変光栄です」
オリンピックの商品を手がけるのは初めてだという職人の松井さん。大会のあり方が議論されている事については。
松井宏さん(74)「関係者の皆さんも大変ご苦労されてますし、我々もやるかやらないか気をもんでましたけど。アスリートの方は、それぞれの競技で頑張ってるし、私たちはこういう扇子で頑張っていこうかなと」