労災相談…「過労死110番」19日実施へ
新型コロナウイルスによる過重労働や職場でのハラスメントなどの相談を受け付ける全国一斉電話相談「過労死110番」が今月19日に実施されます。
過労死弁護団全国連絡会議がおよそ30年前から実施している全国一斉の「過労死110番」はことしは、今月19日午前10時から午後4時まで、行われます。当日は、労災問題に詳しい弁護士や医師らが直接、電話で相談に応じるということです。
最近寄せられている相談事例としては、病院に勤務する医療事務の男性から「コロナに感染し労災申請を準備しているが認定されるか不安」というものや「コロナでテレワークなどの勤務スタイルの変化で発病し休職している」というものなど、新型コロナウイルスによる影響が多いということです。
なかには、新型コロナを担当していた地方公務員の男性で、半年以上、残業時間が月平均でおよそ150時間におよび、死亡した事例もあったということです。
■過労死110番 0120-222-751