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“接種”支援 小笠原村・父島に医師ら派遣

2021年5月21日 18:35

医療体制が脆弱な島しょ部での新型コロナウイルスワクチンの接種を支援するため、東京都は来月、小笠原村の父島に医師らを派遣すると発表しました。

東京都は、小笠原村・父島での新型コロナワクチン接種を支援するため東海大学などと協定を結び、来月22日と23日、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」で、東海大学医学部付属病院から医師や看護師らを派遣するということです。

今回のワクチン接種対象者は、父島に住む50歳から64歳の島民およそ500人で、小笠原村に供給された医療従事者用ワクチンの余剰分を使用するということです。

父島では今月9日から高齢者接種が始まっていますが、診療所が1か所しかなく、ワクチン接種で通常医療に影響が出ないようにするため、島外から医師らを派遣することになったということです。