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小笠原諸島・父島に待望のワクチン到着

2021年4月17日 20:08
小笠原諸島・父島に待望のワクチン到着

17日、東京都心から南へ1000キロほど離れた小笠原諸島・父島に、新型コロナウイルスのワクチンが到着しました。

定期船に積まれたおよそ1000回分のワクチンは、17日正午ごろ、父島に到着しました。人口およそ2500人の小笠原村は、観光客が多く出入りする一方で、診療所は父島と母島に1か所ずつしかなく、感染症対応の病床もないことから、ワクチンが待望されていました。

渋谷正昭副村長「ようやくワクチン届きまして本当にほっとしています。早く村民に行き渡って村民の皆さんが安心できるようになることを期待しています」

ワクチンは父島の診療所にある超低温冷凍庫に保管され、今月20日から医療従事者に接種されます。また、65歳以上の高齢者には来月9日から父島で、16日から母島で、接種が始まります。