秋元被告が出廷 “便宜を働く余地はない”
カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄などの罪に問われている衆議院議員の秋元司被告が、保釈されてから初めて裁判に出廷しました。
衆議院議員の秋元司被告は収賄などの罪に問われていますが、10日は、7日に保釈されてから初めての出廷となり、黒色のスーツに議員バッジをつけ、東京地裁に入りました。
裁判では、検察側による被告人質問が行われました。IRへの参入を目指す中国企業側から、講演料として200万円を受け取ったとされる点について質問されると、秋元被告は「講演料は相手が考えることで、先方にどういう思いがあったかは、計り知れない」「私が便宜を働く余地はないし、便宜を働くことを期待しているとは全く思わなかった」などと話しました。