卵じゃない「ほぼタマゴ」国内“初”商品化
ハンバーガーに挟まれたおいしそうなスクランブルエッグ、に見えますが。実はこれ、「卵」ではないのです。
キユーピー広報・稲垣雄一さん「(原料は)大豆をベースにした豆乳加工品になります」
キユーピーが開発したのは大豆を使って半熟のスクランブルエッグを再現した国内初の商品、その名も「ほぼたま」です。冷凍で1年間保存できるといいます。
アメリカなどでは、すでにスーパーで販売されているこうした「豆から作った卵」。朝食メニューなどで普通の卵のように使うことができます。
アレルギーなどで卵を食べられない人も、卵の味わいを楽しめるといいます。
稲垣雄一さん「食の価値観は非常に多様化していますので、たとえば植物由来の食品に興味がある方。さまざまな理由で卵が食べられない方にも、食べていただけるとうれしいと思っております」
今月30日からホテルやレストラン向けに業務用の商品として販売され、今後家庭用の開発も検討したいということです。