「大麻使用罪」について「必要との意見が多かった」などとする報告書がまとまりました。

厚生労働省の専門家検討会は薬物対策に関する報告書をまとめ、大麻使用罪の導入について、「不正な使用の取り締まりや他の薬物規制との整合性の観点から罰則を科さない合理的な理由は見いだし難い」などとし、「罰則が必要という意見が多かった」としました。

一方で、「使用した人が周囲に相談しづらくなり、孤立を深める」などとして導入に反対意見もあったことも明記されました。

また、大麻草が原料の医薬品については、国内での使用などを可能にすべきとしました。