×

インド型変異株の感染で初の死者確認 東京

2021年6月14日 22:33
インド型変異株の感染で初の死者確認 東京

東京都内で、新たに209人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。また、インドで見つかった変異株に感染した50代男性の死亡が確認されました。インド型変異株の感染者で、死亡が確認されたのは初めてです。

東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの209人で、7日(月)と比べ26人減りましたが、都内の感染者数は、先週半ばから減少幅が鈍化していて、底打ち感が出ています。

感染経路別では、家庭内感染が31人で最も多く、次いで、職場内が19人でした。医療従事者の感染確認は、先月20日以降、減っていて、14日は1人でした。2月に始まったワクチン接種の効果とみられます。

一方、50代と70代の男性あわせて3人が、感染力の強いインド型変異株に感染していました。このうち50代の男性は、今月3日に感染が判明し、入院後、9日に死亡しました。

男性は、がんを患っていました。死因は、新型コロナウイルス感染症で、インド型変異株の感染者で死亡が確認されたのは初めてです。

都内のインド型変異株の感染者は、これで66人となりました。