東京 中学校でインド型変異株クラスター
東京都内で新たに10人が感染力の強い新型コロナのインド型変異株に感染していました。1日で確認された人数としては過去最多で、都内にある中学校に通う生徒を中心に、インド型変異株クラスターが発生しました。
新たに確認されたインド型変異株の感染者は、10歳未満から40代までの10人で、都内の同じ中学校に通う男子生徒4人とその家族6人でした。
この中学校では8日、男子中学生1人がインド型の感染が確認されていて、9日に確認された生徒4人は仲のいい同級生でした。
この学校の感染者は、生徒とその家族あわせて11人に上り、都内では3例目となるインド型変異株クラスターとなっています。
保健所は、生徒と教員およそ100人を対象に検査を進めています。
インド型変異株の感染者は43人となりました。
一方、都内で新たに440人が新型コロナウイルスに感染していました。先週水曜日(6月2日)に比べ47人減少し、27日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、減少傾向が続いています。
20代の男性は、ダンス仲間16人と会うなどして感染しました。このグループからは3人の感染者が出ています。
また、50代の女性を含む7人の死亡が確認され、このうち3人は「N501Y」変異株に感染していました。