「マルサ」脱税手口あかす ベッド下から…
脱税を摘発する国税局査察部、通称「マルサ」が、摘発した手口を公表しました。
乱雑に敷かれた毛布や布団。一見、普通のベッドに見えますが、その下には、段ボールなどがずらりと並んでいます。中を開けると、ぎっしりと札束が詰め込まれていました。
こちらは昨年度、国税局査察部、通称「マルサ」が、家宅捜索で発見した現金で、この家からはテレビ台の下などからも見つかり、あわせて6億円あまりが隠されていたということです。
昨年度、全国で摘発された脱税総額は69億円で、国税庁は、新型コロナウイルスの影響で査察現場の人数制限など、制約が生じることがあるとしながらも、引き続き、悪質な脱税の摘発に取り組んでいきたいとしています。