アメリカ・ニューヨークで１９日、飲食店や小売店などに課されてきた人数制限が約１年２か月ぶりに撤廃され、マスクの着用義務も大幅に緩和されました。

ニューヨーク州は１９日、ワクチンの接種が進み、感染状況も落ち着いていることから、飲食店や小売店、映画館などに課してきた入場人数の制限を原則、撤廃しました。人数制限が撤廃されるのは１年２か月ぶりのことです。ただ、社会的距離の確保は引き続き求められます。

日本料理店うおくに・横山公一さん「やっと１００％に戻ったかなと。大変うれしく思います。前みたいな活気づいたニューヨークに、いち早く戻れたらいいと思います」

また、ワクチン接種を完了した人は、屋内も含めて原則、マスクの着用義務が解除となり、市内のジムではマスクを着用せずに汗を流す人の姿が見られました。

トレーニングする男性「息ができるようになりました。これで元通りになるような気がします。大きな一歩です」

ただ、地下鉄や学校などでは引き続きマスク着用が義務づけられます。