リコール署名偽造“事務局”建物を家宅捜索
愛知県の大村知事のリコール運動をめぐる署名偽造事件で、警察は地方自治法違反の疑いでリコール運動事務局が入っていた名古屋市内の建物を家宅捜索しました。
捜索を受けたのはリコール運動の事務局が入っていた名古屋市東区にある建物です。捜査員は室内に残っていた指紋も採取しました。
この事件は、大村知事のリコール運動で提出されたおよそ43万5000人分の署名から同じ人が書いたとみられる署名が見つかるなど、その8割以上が無効と判断されたものです。
関係者によりますと、事務局は名古屋市内の広告関連会社にアルバイトを集めて署名を書かせるよう発注したとみられ、警察は不正の経緯を捜査しています。
リコール事務局の田中孝博事務局長は広告関連会社への発注を否定していて、24日もNNNの取材に対し「今後の捜査協力には応えていく」と話しました。