知事リコール署名偽造“口外しない誓約書”
愛知県の大村知事のリコール運動を巡り、佐賀市内で署名簿を書き写すアルバイトに従事したという女性が、NNNの取材に応じ、アルバイトの内容を口外しないという誓約書にサインをさせられたと証言しました。
“署名偽造”のアルバイトをした女性「パソコンで打ち込んだようなデータを手で書き写す作業をしました。名前と住所が書いてありました。プリントが配られて、誓約書にサインしました。口外しないでくださいみたいな文書だったと思います」
女性は求人アプリでこのアルバイトを見つけ、去年10月、佐賀市内の会議室で5時間にわたり、およそ600人分の住所や名前を書き写したということです。
大村知事のリコール運動を巡っては、提出された署名の8割以上が無効とされ、愛知県警が地方自治法違反の疑いで捜査を進めています。
これまでにリコール運動の事務局がこのアルバイトを発注し、広告関連会社からアルバイトらに1000万円以上が支払われていたことがわかっています。