ソフトバンクの甲斐拓也捕手（２８）が２５日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、５５００万円増の１億６５００万円でサイン。「ものすごく評価をしていただいたので、気持ちよくサインをしました」と、笑顔を見せました。（金額は推定）

今季は１０４試合に出場し、正捕手として３年ぶりのリーグ優勝、４年連続の日本一に導きました。甲斐選手は球団から、「まず４年連続の日本一を支えてくれた。何よりケガをせず、ずっと支えてくれていると言っていただき、その言葉がうれしかった」と、守備面が高評価につながったことを明かしました。

一方で打率２割１分１厘、１１本塁打、３３打点となった打撃については、「打撃面はもう少し結果を求めて、結果を残さないといけない」と気を引き締めました。

そしてコロナ禍の中、異例のシーズンとなった今季を「キャッチャーとして、きついなと、難しいと思う１年だったと思いますけど、何よりチームがリーグ優勝、日本一になって良かった。うれしい１年だった」と振り返り、「（来季は）何よりチームの５連覇が、僕自身キャッチャーとしての一番の目標。そこに向かって、頑張っていきたい」と話しました。