千葉「まん延防止」条件付きで酒提供認める
千葉県は、まん延防止等重点措置が再び延長されたことを受け、対象地域から柏市など県北西部の6市を外し、感染が拡大傾向にある市原市など5市を追加しました。また対象地域でも条件付きで酒類の提供を認めることとしました。
千葉県では、これまで県内12市をまん延防止等重点措置の対象地域としていましたが、今月21日からは県北西部の野田市、流山市、柏市、我孫子市、鎌ケ谷市、八千代市の6市を対象から除外し、感染者が増加している市原市、袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市の5市を追加することとしました。
千葉県は、感染状況をみながら2週間後に、対象地域の見直しをするとしています。また対象地域での酒類の提供については、換気と手指消毒の徹底やアクリル板の設置などの感染防止対策を徹底している飲食店で、午後7時までの酒類の提供を認めますが、1グループ2人までで滞在は90分以内という条件をつけました。
熊谷知事は、「今回の変更は宴会の解禁ではありません。お酒を飲みながらの多人数、長時間の飲食は感染リスクを高めますので厳に控えていただきたい」と、県民に感染防止対策の徹底を呼びかけました。