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過度の疲労で 小池知事「入院」声の不調も

2021年6月23日 0:14
過度の疲労で 小池知事「入院」声の不調も

22日夜、東京都が「小池知事が過度の疲労により静養が必要となった。今週の公務をすべてとり止める」と発表しました。小池都知事の、突然の休養。関係者によりますと、都内の病院に入院したということです。

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22日正午前。いつもと変わらない様子で登庁した小池都知事。

東京都・小池知事「とても若い人が街へ繰り出している。今のこの感染の状況を見ますと非常に若い世代が多い」

22日、東京の新たな感染者は、435人と、15日に比べ100人近く増加。インド型変異ウイルス感染者も1日として過去最多23人が確認されました。

こうしたさなか、22日夜、突然発表された小池都知事の休養。最後にカメラの前に姿を見せたのは、ワクチン接種を加速するための会議でした。

小池知事「日々最前線でがんばっていただいているみなさんばかりでございます。大変なご尽力に対しまして心から感謝を申し上げます。すみません。ちょっと声がかれていまして、こんな声で恐縮です」

声の不調を訴えていました。その直後のぶらさがり会見でも。

小池知事「忌憚のない意見交換を行わせていただきました」

消え入るような声になる場面も。

小池知事「都が医療人材の確保どう行っていくということであります」

そして22日夜になり、出演予定だったテレビ番組を体調不良でキャンセルしたのです。今週の公務をすべてとり止めた小池都知事。休養の原因として発表されたのは過度の疲労でした。

飲食店などへの要請や新型コロナ対策、ワクチン接種の陣頭指揮、およそ1か月後に迫ったオリンピックのホストタウン・トップとして連日にわたり激務をこなしていた小池都知事。

それを象徴するのが、18日。飲食店の酒提供自粛を緩和する条件を決める予定でしたが、国からの通知が届かず、1日に2度会見する羽目に。

翌、19日は公邸で菅総理とオリンピックの観客上限などをめぐり会談。20日は休んだものの、21日には五者協議に臨むなど緊張した状態が続いていました。

週1日は休んでいるということですが、毎週日曜日は、幹部を集めて新型コロナの感染状況について勉強会を行っていました。都民からは

都民「初めて聞いてびっくりというのと、オリンピックもあるなかでちょっと不安っていう」「しっかり休んでもらって、また元気になって、つとめていただきたいと思います」

22日夜、BS日テレの「深層NEWS」に出演した加藤官房長官は。

加藤官房長官「最初にそういう情報が入ってきて私も大変驚きました。今ニュースでありますように過度の疲労ということでありますから、この機会にしっかりと静養していただいて、公務に復帰されることを私どもとしてもお祈りしております」

関係者によりますと、都内の病院に入院したという小池都知事。公務は多羅尾副知事が代理で務めるということです。