誰が買うの?スーパーに3mの“サメ”陳列
兵庫県にあるスーパーの鮮魚コーナーに並べられていたのは、だらりと垂れ下がる尾びれ。さらに、T字型が特徴的な顔…。あまりの大きさに売り場からはみ出ています。実はこれ、サメです!
その形からハンマーヘッドシャークとも言われ、重さはおよそ200キロ、全長3メートルほどの大きさだといいます。しかも、このサメ、実際に販売されていたそうで、お値段はなんと9500円。
なぜサメを販売したのか聞いてみると――
スーパーセンターTRIAL 三田店鮮魚担当・清水健さん
「いま魚離れがすごく多いので、ちょっとでも興味を持っていただけたりとか、楽しみを持って買い物をしていただけたらという気持ちが、やっぱり一番の理由。お客さんに200キロ買ってくれる人なんていないとわかっていた。パフォーマンスとしてやらせていただきました」
スーパーセンターTRIALでは、話題作りのため、珍しい魚があがると仕入れて店頭に並べるといいます。過去にはクロマンボウなど、珍しい魚を販売したこともありました。ちなみにこのサメは、この日、買い手がつかず、翌日、小分けにして販売したところ完売したそうです。