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コロナ禍新業態「お、値段以上」メニューは

2021年4月14日 20:08
コロナ禍新業態「お、値段以上」メニューは

コロナ禍で苦境を新たな戦略で乗り越えようとする動きが高まっています。新業態に挑戦する会社も続々と出てきています。ファミリーレストランに参入した思いもよらない企業とは?

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ボリューム満点、チキンステーキのお値段は、500円。チキングラタンのお値段も500円。メニューに「お、ねだん以上」をうたうこの店。

ニトリパブリック 外食事業部マネジャー・小林純さん「『ニトリダイニングみんなのグリル』という店名で出させていただいています」

家具大手「ニトリ」が手がける新業態、「ファミリーレストラン」です。狙いは。

小林純さん「料理を提供するときの食器というのはニトリの商品。宣伝にもなりますし」

提供する料理にも、やはりニトリらしい「こだわり」が。

小林純さん「“お値段以上”であることが大前提。500円の価値、それ以上の価値が出せるように」

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今、「新業態」に乗り出すお店が続々登場しています。便利でおしゃれ、手頃な価格の雑貨が揃う「3COINS+plus」では。

3COINS+plus アリオ北砂店・松宮まどか店長「こちらが“ごはんもん”の商品でございます」

去年12月から一部の店舗で食品の販売を開始。食べる調味料や缶詰など、ご飯のおともにぴったりな商品を中心にとりそろえました。巣ごもり需要などで業績は好調だという「3COINS」。雑貨だけでなく「食」にも力を入れるのには、ある狙いがあるといいます。

来店客「流れで買うというのは手っ取り早くていいと思います」「雑貨目当てで来てもついついこっち(食品)まで手が出てしまう」

雑貨とあわせた「ついで」の買いものです。

松宮まどか店長「キッチン雑貨が主に人気の商品ですので、それに関連したアイテムとして食品を取り扱いさせていただいております」

食品の近くに土鍋を置くなど、今後売り場も工夫するということです。

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名古屋名物、手羽先で有名な居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」。これまでも飲茶の専門店「世界のやむちゃん」などを展開してきましたが、今回の新業態は予想外。

フレンチトーストの専門店です。コロナ禍に宅配サービスで販売をしたところ好評だったため、今回テイクアウトの店をオープンするということです。

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コロナ禍を新たな挑戦で乗り切ろうという企業も。注目は肉、それと肉を焼くのに欠かせないフライパンです。製造しているのは、愛知県の鋳物メーカー。去年6月に始めたのが。

石川鋳造・石川鋼逸社長「お肉のサブスクというのを始めさせていただきました」

全国各地の精肉店とコラボ。厳選したお肉は精肉店から発送し、自社からは1万円もするフライパンを貸し出す、肉とフライパンのサブスクです。「まん延防止」で家での食事の機会が増える今だからこそ。

石川鋼逸社長「最高のお肉を最高の調理器具で食べていただきたい。物を食べるということは、喜びであって幸せであると思うんですよ」

苦境にあえぐ食肉業者への応援にもなるサブスク。利用者は現在800人を超えているということです。