航空会社が“操縦かん”販売 お値段は?
止まらない感染拡大。ゴールデンウイーク中の乗客数は、全日空、日本航空とも去年に続き過去2番目に少なくなっています。そんな中、全日空はある“オンライン販売”を行っています。
全日空商事株式会社・A-style事業部 小林あいさん
「コックピットルームに配置されている操縦かんになっておりまして、進行方向を調整する操縦かん(かん)になっています」
操縦かんなど、かつて飛行機で実際に使われていた部品をオンラインで販売しているんです。この操縦かんは、5年前(2016年)に現役を引退したボーイング767(ななろくなな)で使われていたもの。(767-300操縦かん 11日~25日まで 抽選販売)
気になるお値段は、80万円(税込み)。コロナで旅行の自粛が続く中、“おうちで旅行気分を味わってほしい”という思いも込められているといいます。
SNSでは…
「操縦かんほしい」「マニアにはたまらな~い」
他にも、コックピットルームについたレバーの装置なども販売されるということです。(コックピットパネル 22万円 25日~6月8日まで抽選販売)
また、日本航空は、国際線のラウンジで提供している“ある料理”をおうちでも楽しめるよう、冷凍食品として販売。野菜の甘さと肉のうま味が特徴のJAL特製オリジナルビーフカレーです。(JAL特製オリジナルビーフカレー 6500円 1kg×2袋)
あまりの人気ぶりに完売が相次ぎ、現在は売り切れ中。次回は遅くとも6月上旬の販売を予定しているということです。
Jalux加工食品部デリカ・機内食課 小橋大樹さん
「コロナ禍の影響で、(ラウンジを)ご使用いただくことができない状況の中で、多くのお客さまの方から、ラウンジのカレーを食べたいという声を数多くいただきましたので」