橋本会長 改めて観客上限議論“無観客も”
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本会長は、新型コロナの感染者が増加傾向にある中、改めて5者協議を開き観客の取り扱いについて議論したいとの見解を示しました。
橋本会長「現在、私なりに感じますのは、無観客も含めて、検討をしていかなくてはいけないと思います」
今週、開かれた5者協議で、観客上限については「収容定員の50%以内で1万人」とすることで合意しています。
しかし、都内などで感染者が増加傾向にある中、「まん延防止等重点措置」の期間が終わる来月12日以降の大規模イベントの観客の取り扱いについて、政府が近く、基準を示すことになりますが、橋本会長は、「どのような基準であっても、できるだけ早い段階で5者協議を開きたい」と述べ、改めて観客の取り扱いについて議論する考えを示しました。
そのうえで、「刻一刻と変わる状況の中、無観客も含め対応に努めていきたい」と述べました。