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繁華街で声かけや見回り 都が対策強化へ

2021年6月29日 17:17
繁華街で声かけや見回り 都が対策強化へ

東京都は、夜間人口の増加や感染力の強い変異株の影響で、新型コロナウイルスの感染再拡大が危惧されるとして、繁華街での声かけや見回りを強化すると発表しました。

東京iCDC専門家ボード 賀来満夫座長「ハイリスクと考えられる深夜帯、22時から24時の滞留人口が急増しています。感染の再拡大が懸念されます」

29日に開かれた都の危機管理対策会議で、専門家は、繁華街の夜間の滞留人口が急増し、インドで確認されたデルタ株も増えていることから、「早いペースで感染状況が悪化する可能性がある」と指摘しました。

また、ワクチン接種が進み、高齢者の感染や重症化は減っているものの、若い人や40代・50代に感染の広がりが見られることから、都は、若者と中高年への対策を強化すると発表しました。

29日夜から、繁華街での声かけや路上飲みの見回りを強化するほか、飲食店には、時短営業や酒類提供の時間を守るよう働きかけます。

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