繁華街で合同査察 ネットカフェも初対象に
東京オリンピック・パラリンピックを前に29日、埼玉県警などは、JR大宮駅近くの繁華街で合同査察を行いました。今月に起きた立てこもり事件を受け、ネットカフェも初めて対象となりました。
JR大宮駅近くの繁華街「大宮南銀座」で29日に行われたのは、埼玉県警の捜査員や、さいたま市消防局の職員ら44人による合同査察です。
雑居ビルに入る飲食店などを査察したほか、今月17日に無職の男が女性従業員を人質に大宮駅近くのネットカフェに立てこもった事件を受け、ネットカフェにも初めて査察を実施しました。
建物の構造の確認や営業実態の把握を行い、問題があった店には行政処分も視野に指導を行うということです。
警察は「違法な店舗を取り締まることで周囲の犯罪の抑止にもつなげていきたい」としています。