傘の手放せない天気が続いています。ここ最近、雨を降らせる原因は２つありました。梅雨前線と上空の寒気です。

梅雨前線の影響で２９日から３０日にかけて、沖縄では記録的な大雨の降ったところもありました。この後は梅雨前線が北上しますので、沖縄は梅雨明けが近いです。反対に本州付近はこれからが大雨が降りやすい季節となります。

７月１日にかけて雨雲が北上し、西日本から東北地方の広い範囲で雨が降るでしょう。太平洋側には発達した雨雲もかかってきそうです。東北北部や北海道でも夕方から夜には雨の降るところがあるでしょう。

東日本の雨雲の予想を詳しくみてみると、日付が変わる頃には東海に発達した雨雲がかかり、それが７月１日の朝から昼過ぎにかけて、関東にも進んでいきそうです。

予想雨量は７月１日夕方までの多いところで、東海で２００ミリ、関東で１８０ミリ、そして、７月２日にかけて更に雨量が増えそうです。

東海や関東甲信は、７月２日にかけて、土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫などに警戒が必要です。