JR東 車両7割に三菱電機製の空調装置
三菱電機が鉄道車両用の設備で不正な検査を行っていた問題で、JR東日本ではおよそ7割の車両に該当の空調装置が使用されていることがわかりました。
JR東日本によりますと、三菱電機製の空調装置は新幹線、在来線ともにおよそ7割の車両に搭載されていて、新幹線でおよそ1700台、在来線でおよそ8100台が該当するということです。
一方、ドアの開け閉めに使う空気圧縮機については、納入実績はなく、使用されていないということです。
JR東日本は「三菱電機からは製品の安全性に問題ないとの報告を受けており、当社の定期点検でも異常は見つかっていない。今後、詳細について報告を受け、対応していく」としています。
また、国土交通省は鉄道事業者に対し入念な点検を行い、不具合があった場合には報告するよう指示しています。