雪の中、ボランティアが家屋の片付け 石川・珠洲市
石川県内は各地で寒い一日となり、珠洲市では雪が降る中でボランティア活動が行われました。
石川県内は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で金沢市や輪島市などで積雪を観測しました。珠洲市でも、時折ふぶく中、ボランティアが壊れた家屋の片付けなどを行っていました。
県は現在、バスで現地に送る形で1日あたり330人程度のボランティアを受け入れていますが、個人で被災地に入ることは控えるよう求めています。
こうした中、今月1日、県が発表した人口動態調査では、奥能登の人口減少が顕著となっています。
住民票の移動など、転出と転入の差を示す社会増減を去年12月と、ことし1月で比較したところ、最も減少したのは輪島市のマイナス1.17%、次いで珠洲市のマイナス1.11%で、地震の影響を色濃く反映した結果となっています。