新潟県で、ひき逃げ事件の容疑者逮捕に協力したとして、警察から4人の小学生に感謝状が贈られました。

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22日、新潟県の燕警察署を訪れたのは、小学5年生の4人組です。

阿部来那さん
「とてもうれしいです。自分が役立って、犯人逮捕できたから」

ひき逃げ事件の容疑者逮捕に協力したとして、感謝状が贈られました。

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事件があったのは6月23日の下校途中、交差点で話し込んでいる時のことでした。

「車があっちから来て、男の子はこう行って」

信号機のある交差点で、同級生の男の子が車と接触するのを目撃しました。

「車は急ブレーキを踏んで、それに男の子がぶつかった」

――信号はどうだったの？

「こっち（男の子）は青だったけど、あっち（車）は赤」

車の運転手は横断歩道の先で車を止め、サイドミラーを確認するようなしぐさを見せたものの、そのまま走り去ったといいます。男の子は軽傷でした。

五十嵐瑚那さん
「やばって思った」

小川結衣那さん
「自分もなったら、どうしようって…」

「ナンバーは来那が覚えてて、口ずさんだから、みんなが覚えていた」

驚いて声も出なかったという4人。それでも機転を利かせ、車の特徴とナンバーを覚えていました。翌日、学校で先生に報告し、警察に通報しました。

芳賀心春さん
「みんなにこのことを言って、気を付けてねって言いたいです」