日米韓の海上保安機関が初の合同訓練 海難事故現場で連携へ
日本、アメリカ、韓国の3つの海上保安機関が初となる合同訓練を行い、海難事故の現場で連携して漂流者を救助する手順を確認しました。
訓練は、日本の海上保安庁、アメリカの沿岸警備隊、韓国の海洋警察庁が参加し、日本海で貨物船同士が衝突して火災が発生したという想定で行われました。
各国が捜索する区域を設定し救助活動を行ったほか、アメリカのヘリコプターに救助された人を日本・韓国の船におろす手順などを確認しました。
訓練に先駆け、3機関は連携強化を確認する文書に署名していますが、海上保安庁は、今回の訓練についてタイムリーな情報共有に課題が残ったとしています。
日米韓は引き続き、合同訓練を重ねていく方針です。