東京地裁は、前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告について、保釈を認めない決定をしました。ガーシー被告の身柄の拘束が続くことになります。

前参議院議員のガーシーこと東谷義和被告については、常習的脅迫などの罪で先月23日に東京地検に起訴され、10日に証人威迫の罪で追起訴されました。

これを受けてガーシー被告の弁護人は10日に保釈を請求しましたが、東京地裁は12日、ガーシー被告の保釈を認めない決定をしました。

ガーシー被告は、警視庁が逮捕状を取り、国際手配されたあともUAE（＝アラブ首長国連邦）のドバイでの滞在を続けていました。しかし先月、事実上の国外退去となり、日本に帰国したところを警視庁に逮捕され、1か月あまりにわたり身柄の拘束が続いています。

12日、東京地裁が保釈請求を却下したことを受け、ガーシー被告の身柄の拘束は続くことになりますが、今後、被告側はこの決定に不服を申し立てる「準抗告」を行うことができます。