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小池都知事が明言 “封印された戦争証言映像”デジタル化に着手へ

2022年6月7日 18:58

東京都の小池知事は、“封印”された戦争証言映像についてデジタル化に着手すると明らかにしました。

東京都は、東京大空襲の遺品などを展示する「平和祈念館(仮称)」をつくる構想のもと、1990年代後半に戦争体験者330人の証言を撮影しました。ところが、都議会で「祈念館」建設の合意が得られなかったため構想は凍結され、証言映像のほとんどは未公開となっていました。

小池知事は7日の都議会で、「ウクライナ情勢を目の当たりにし、都民の生命に対する意識が高まっている」として証言映像を含む、空襲関連資料についてデジタル化に着手し後世に引き継ぐと明らかにしました。

公開の方法や具体的な時期については、今後、検討していくということです。